2004年にピースボートに乗って地球一周したときの旅行記をボチボチまとめていきます。大人になって叶った夢のひとつです☆
自由行動・ギザのピラミッドと市内観光
~ボラレまくりの一日(泣)~
エジプトには、2002年、この乗船の2年前に行っていたので、二度目の訪問。
今回は、海からおじゃましました。
前回は、幼なじみの友人が「王家の紋章」が大好きなことから、エジプト留学し、数年ガイドを務めていたので
バリバリアラビア語がしゃべれるお抱えガイド付き、という贅~沢な個人ツアーだったのだ。
今回、その思い出が踏みにじられるような、ひどい体験ばかりだった。
いかに、前回友人に守られていて、のほほんと過ごしていたかが、よ~くわかった。
まずは、お決まりのピラミッドやスフィンクスを見に行く。
これはショックな人も多いかもしれないけど、高速道路(?高架の上)を走っていると、向こう側にあっさりピラミッドが見えてしまう。
本当は、ラクダにでも乗って、しばらく砂漠を行くと、「おぉ~」って感じで見えてくると気分も盛り上がるんだけど
そうも言ってられないよね。TVや雑誌、旅行パンフレットなどでは切り離されて写ってるからね、来てみないとわからない
フジテレビの「トリビアの泉」でもあったように、スフィンクスの視線の先には確かに「ケンタッキー」があるし…
男女8人くらいで、向かったピラミッド周辺。
みんなで、ピラミッドに登ってみたり、
3つのピラミッドが見える場所まで歩いていって写真を撮ったり、
ラクダに乗ったりしたのだが、
ラクダに乗るのに1ドルだか取られるのはわかるんだけど、その写真を友達が撮ってくれたら、
、
「撮影料だ」とか言って3ドルよこせ、と追いかけてきた。
この写真右側の男!!
そんなの聞いてないよ。
そのあとも、タクシーの運転手にやられた。
「○〇まで行きたい、いくら?」と話すと「○ドル」
「もう少し安くして」「OK!じゃあ〇ドル」
「ありがとう」と乗り込むと、着くころに吹っ掛けられる。
英語が話せる気が強い友達が、激怒りでまくしたて、
走ってる途中に「降りる」と言ってドアを開けたら、それにビビッてもう言わなくなった。
でも、みんなで徐行中に本当にドアを開け、言われたお金だけ渡して滑り落ちた。
・・・友達が怖かったわ(笑)
それでも街で出会ったエジプトの方々は写真を撮った時には笑顔で写ってくれました。
が、しかし・・・
私は二度目なので、カイロ美術館をパスして、
同じく、訪問二度目の子と市内観光
まずネットカフェに行った。その道すがら、
その友人が「以前来たときに会ったよね?」と、エジプト人に声をかけられ
「学生証を発行してあげる」と言われ、「エジプトは今日で終わりだから」と言うと
「ヨーロッパ全土の美術館博物館で使えるから」、「ラッキー」とついていく
(前回の訪問時も、ガイドの友人が国際学生証を作るワザを使って、美術館博物館など学生料金で見れたから)
写真代、発行代、といくらか取られたけど、前回も作ってるし、今回は彼の知り合いだし
間違いないかな?と思っていたら・・・大間違い!!
ヨーロッパでは使えないことが判明。しかも通常より高かったみたい。
まぁ、そもそも学生じゃないのに学生証作ろうとした自分たちが悪い、と思ってあきらめたが
とにかく、エジプトの人は、日本人を見ると「金を巻き上げよう」というカンジみたい。
他の国でもそうだけど、
日本人はお金持ってるし人が良いから、現地のレートじゃなくても言えば払う、みたいな流れがある。
彼らはそれで生活をしてるし、それで彼らが豊かになるなら、
贅沢な日本人が、日本より安いワケだし払えるものであれば、払った方がいいのかもしれない。
でも、それって豊かな人からむしり取ってるだけな気もするし、本当の現地価格も知りたいし。
・・・別にすごい叩いて、赤字にさせてでも安く買い物しようと思ってるワケじゃないんだから
やっぱり、そこは毅然とした態度じゃないと、ダメなんだろうな。。。
でも、私たちが豊かなのは今までの日本人が努力してきたから。
先人のおかげで恵まれているのだ。
安いからって、何でも海外(主に中国)で作らせる日本人。。。なんか色々考えさせられる。