2004年にピースボートに乗って地球一周したときの旅行記をボチボチまとめていきます。大人になって叶った夢のひとつです☆
ラスパルマス
~一日だけのカナリア諸島~
スペインは前から行ってみたくて興味があったけど、滞在はたったの1日。
離脱して、サグラダファミリアまで足を伸ばした子達もいたけれど
私は、寄港した港町ラスパルマスをのんびり自由行動で散策するだけにした。
海辺の街はきれいで洗練されていた。
ショッピングをするにもおしゃれなお店もあって、かわいい雑貨や服などを見つけることができた。
でも、正直この頃になると、
誰と仲良くしていいかわからなくて、自信がなくなって人との距離に勝手に疲れていた。
何も楽しみにしていた旅先で、こんな気持ちにならなくても…と思いながら、
今思えば依存心の強かった私は、誰か一緒にいてくれる人をただただ探していたのかもしれない。
旅と全然関係ない所で悩んでいたが、そんな葛藤を理解してくれたママとお父さんのような存在がいて、
そのお二人と一緒に、食事をさせて頂いた。
はるみママ、はるさん(お父さん)、ありがとう。
やっぱり、本場のパエリアが食べたい!
あと、ワインもね。
ということで、海辺のレストランに入り、いろいろ注文。
おいしいと有名なタコのフリッターやポテト。大好きな白ワイン。
そして・・・大きなフライパンに入ったパエリアが出てきた~!
魚介がたっぷり。あっという間に食べてしまったような・・・
海風が気持ち良い、おいしい滞在でした!
海岸で出会った子ども。マグマグみたいなものって世界共通なのかな~
でも、ただおいしい滞在だけではない。
入港前に苦手だった歴史についても聴講して、
おおざっぱに言うと、今までの世界中の侵略や戦争は、イギリスやスペインが起こしてきたことがわかった。(乱暴な表現でごめんなさい)
これまたおおざっぱに言うと、アメリカもイギリスからの侵略なワケで。
イスラエル・パレスチナ問題や、インド・パキスタン問題など、仕掛けている国もあるし、戦争で儲けている企業もある。
ただ、欧米はかっこいいとか、スペインは素敵♪とか思っていたけど、
一面しかみていない証拠だった。
かといって、今の欧米を勝手な判断はできない。
日本にも侵略の歴史があり、それを今でも中国や韓国は深く覚えているわけで、
「今の日本は違うよ」と言っても難しかったりする現実もある。
今まで、学校の勉強でも歴史が嫌いで、ちゃんと学んでこなかったので、まだまだわからないことだらけ。
イメージやマスコミから流れてくる一部だけで判断してはいけない。
ただ、それだけが少なからず不勉強だった私にとって収穫だったように思う。